訪問リハビリテーション まごころ
POSTED.2024.10.04
作業療法ってなあに?
こんにちは。
滋賀県甲賀市にあります“まごころリハビリテーション部”です。
まごころには、作業療法士と理学療法士が在籍しています。
作業療法士は今年の4月から1名加わりました。
今回は、作業療法士についてご紹介させていただきます。
作業療法士(Occupational Therapist)ってなあに?
作業療法士は、病気やケガ、先天的な障がい、加齢や病気により日常生活に困難を感じている方を対象に、「作業」を通して生活の質を向上させる専門職です。
支援内容は、身体機能の回復だけでなく、社会参加のサポートや精神・心理面でのケアなど、多岐にわたります。
作業療法の「作業」って?
「作業」とは、歩く、食事をする、入浴、排せつ、着替えなどの日常生活動作に加えて、趣味や仕事、人との交流など、人が行うすべての生活行為を指します。また、それを行うために必要な身体と心の活動も含まれます。
作業療法の目的は?
作業療法の目的は、日常生活の様々な活動をできる限り自立して行えるように支援することです。身体機能の回復だけでなく、その方が「自分らしい生活」を送るためのサポートを提供します。
作業療法士はどんなことをするの?
作業療法士は、利用者様の生活の質を向上させるために、以下のような支援を行っています。
• 日常生活動作のトレーニング
食事や着替えが難しい方に対して、身体機能の回復を促すトレーニングや、道具の使い方の指導、福祉用具の提案、自助具の作製などを行います。
• 住環境の調整
自宅の環境を評価し、生活がしやすいように福祉用具の提案や住宅改修のアドバイスをします。
• 心理・精神・高次脳機能への支援
障がいや長期入院によって生じた不安や混乱に対し、作業活動を通してストレスを軽減し、自信を回復する支援を行います。
記憶力や認知機能の低下に対する評価や治療も行い、日常生活の回復をサポートします。
「自宅での生活が少し難しくなってきた」「体が弱くなり、動きにくくなってきた」と感じている方は、ぜひ訪問看護ステーションまごころにご相談ください。
作業療法、理学療法を通して、日々の生活を支えるお手伝いをいたします。