訪問リハビリテーション まごころ
POSTED.2024.02.02
理学療法士・作業療法士に告ぎます!
理学療法士・作業療法士に告ぎます。
大半の言葉、間違いだらけです!
最近、知り合いの理学療法士が各職場でモヤモヤしてます。
・医学的用語の意味を知らない上司
・療法士が勝手に用語を作り、医師には意味を理解されない。
・その勝手な定義で後輩を指導し、後輩が洗脳される。
こんなことが横行しているそうです。
その知り合いに変わって代弁しますが
「本質知らずして大丈夫?」
と思ってしまいます。
ある一例ですが、
「脳卒中は筋力の低下ではなく、筋出力の低下です。」
え、、、?!?!?!
100歩、いや1万歩譲って筋出力の低下としましょう。
それはどうやって、測定・検査しますか?
測定・検査できないものをどのように効果判定しますか?
筋力低下はimpairmentですが、
筋出力低下は脳機能の低下のためloss of functionです。
ごちゃごちゃになっていませんか?
というよりは、そのような概念すらないのかも、、、
どこにいっても通用する医学的知識と技術を身につけなければなりません。
ちゃんと調べて、正しい医学用語を使いましょう!
昔勤務していた病院の、ある整形外科医に言われたことがあります。
その先生は海外でも講義をするような有名な方でした。
その先生に言われたのは、、、
「療法士さんの中だけの言葉があるの?医師は使わないけど。」
他の理学療法士が使っている言葉を、その先生が聞いて私に言われた言葉です。
その時、
「あ、やっぱりか。」
と思いました。
医師には通用しない言葉。
それでどうやってチーム医療が出来るのでしょうか?
まずやるべきは日常から正しい意味を知った言葉を使う事です。
無知は恐ろしいもので、知らないと平気で使ってしまいます。
そして、陰で笑われてしまいます。
そんな理学療法士・作業療法士にはなりたくないので、言葉の意味はしっかり調べます。
『大衆は常に間違える』―アール・ナイチンゲール
私の好きな言葉です。
正しいことをすると多くの人の反発に合います。
組織の中でもそうです。
しかし、
それに合わせて生きていくのはダメだと思うなら勇気を持つことです。
全ては患者さん、利用者さんの為に、、、。
常にそう思っていれば、言葉、行動、思考は変わります。